木版画家 阿部笙子 あべしょうこ

阿部笙子 経歴

阿部 笙子(あべしょうこ)
1944年、北海道釧路に生まれる。東京・お茶の水美術学院卒。1974年頃、油彩画から木版画家として画風を確立。毎年、個展を開催、上越新幹線の新潟駅の大壁画など仙台在住の女流として高い評価を受けている。著書に版画集『窓辺の四季』、『宮城の四季』、絵本『金の笛、銀の笛』、『星になった月見草』、『紅子』、『こま子』(ほるぷ出版)がある。

阿部笙子

作品紹介

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白石和紙

平安朝の昔、清少納言にも愛用された陸奥紙の良質をそのまま受継ぐ白石紙は、伊達政宗公の殖産奨励保護の下に、急速に発展して一大物産となり、お百姓の冬期間内職として、東北各地の需用を満しておりました。強度と耐久性に優れ、紙子(かみこ)と紙布織の二種の紙衣料を産しています。
俳聖邑蕉が奥の細道をたどった時、旅荷の中に持参した紙子は、江戸時代の庶民大衆の防寒衣料として広く愛用されましたが、日本最優秀と賞された仙台紙子は、白石で作られていました。また公卿将軍家諸大名衆などに夏の礼服として着用された紙の織物として有名な白石名産紙布織は、紋織、ちりめん紙布など各種の高級織物を織出して 白石紙の真価を発揮し、日本紙利用の最高峰と称されております。
現在なお、その古格を保持して漉き続けられる白石和紙は、国宝修理用紙に指定され、表装川、書画用、色紙短冊、書翰用、封筒、賞状、カード、名刺、衣裳、装幀、永久保存版印刷紙、写経紙、集印帖、木版用紙に、また漆其の他のエ芸用紙、染紙、拓本紙等には欠かせない強さを愛されています。
古い紙子模様を活かした風雅な拓紙屏風や茶羽織、紙子帯、ハンドバッグ、印鑑入、色紙、札入、帛紗入、名刺入、ペンケース、押絵やしぼり染などは草木染の色調も好しい佳品です。障子紙やふすまの紙は申しあげるまでもありません。
日本中でも数のすくない、純楮生漉和紙として、みちのくの風土の香をこめた白石紙を世界中に贈りたいと念じております。